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逆説的なコピーで、お客さまの注目を集めた

最近では、「癒し」とか「エコロジー」、「本物」というのもキーワードになってきた。たとえば、米屋がおいしいコメを販売するのは当然のこと。産地直送、無農薬のこだわりのコメを扱っているかもしれない。豆腐屋さんにしてもお菓子屋さんにしても、厳選した材料でおいしい豆腐やケーキを提供しているところがあるだろう。「これ以上のものはないはずだ」商品に絶対の自信がある。「必ずお客さまに受け入れられるはずだ」。熱い想いを込めてチラシを作成した。

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なのに、反応が思ったほどではない、という場合の参考例を。「当店の食パンは二日でカビが生えます」食パンが長持ちするのは防腐剤を使用しているから。「当店の食パンには防腐剤を使っていません」というコピーよりインパクトが強烈!これはあるスーパーの実際の例で、そのほかに「三日目にカビが生えなければ、防腐剤を使っています。お子さまがアトピーでお悩みの方はこのパンに買い換えてみたらいかがでしょう」という添え書きもあった。同じように、天然素材を使用した石けんを売るためのこんなコピーも面白い。「うちの石けん、ネズミがかじります」。冷え性の女性が多いようで、寝るときには靴下が離せないという人もいるそうだ。そんな方には、こんな決め文句がある。「この靴下を履いて歩いたら破れます!」歩くための靴下ではなくカシミアの靴下。靴を履いて歩く際には適していないが、ベッドにはピッタリ、ということを強調しているわけだが、「丈夫」でないだけに、なんとなく「フィット感」があるとか、「ベッドでもおしゃれそう」と連想させるはずである。いずれも逆説的なコピーで、お客さまの注目を集めたわけだ。